ミクロの決死圏 (ベストヒット・セレクション) [DVD] 価格: 1,490円 レビュー評価:4.5 レビュー数:8 昔は名作SF映画でも、今ならただのB級映画かも。この2年後に作られる「2001年宇宙の旅」とは比較にならないチープさ。テレビ放映された手塚治虫のアトムの一作が原案とのこと。確かに、医学生だった手塚治虫なら考えつきそうなアイデア。人体なので、リメイクすると、かなり不気味な感じになるのでは、と心配になる。 |
|
アイ,ロボット 特別編 [DVD] 価格: 4,179円 レビュー評価:4.0 レビュー数:71 ロボットが社会の一部となりつつある2035年を舞台にしたSFアクション。「人間に危害を加えてはいけない」などロボット3原則を守っていた家庭用ロボットが、殺人事件の容疑者となる。“ロボット嫌い”の刑事と、人間に近い感情を持つ最新ロボット「サニー」の攻防とともに、ロボット開発会社にうごめく陰謀や、進化したロボットの恐怖が明らかになっていく。原案となったのは、SF小説の巨匠アイザック・アシモフの「われはロボット」。 ボディは半透明で、人間に近い表情も見せるロボットは、これまでの映画にはなかった斬新なデザイン。ロボットたちが犬の散歩や宅配便で当然のように行き来する都市をはじめ、さま |
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF) 価格: 760円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 「ロボット三原則」と人間をめぐるドタバタが描かれている。
ロボットは、あるときは人間の命令に従いつつ躊躇し、またあるときは反乱を起こして人間を助け、またあるときは人間のために嘘をつき、そしてあるときは一部の人間にダメージを与えながら人類を助け・・・。
話が進んで行くにつれ、ロボットが「人間らしさ」を身につけていくかのようにも感じる。
一編あたり30?40ページなので、本を読むのが苦手な人でも読めるでしょう。ただし普通の短編集ではなくて「連作短編集」なので、最初から読むことをおすすめしたいです。 |
アシモフの雑学コレクション (新潮文庫) 価格: 580円 レビュー評価:4.5 レビュー数:13 SF作家アシモフ博士の雑学集。範囲は科学、数学から歴史、文学
音楽芸術などと幅広い。一つあたり2?3行の豆知識がつづく。
暇つぶしにはいいだろう。毎日寝る前に数個ずつ読むとか。
個人的には第一章の科学、数学はおもしろく思ったが、残りの
三章、歴史や文学にまつわるものは内容が西欧に偏っているため
あまり楽しめなかった。 |
生命と非生命のあいだ (ハヤカワ文庫 NF 24 アシモフの科学エッセイ 4) 価格: 840円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 本書が書かれたのは、1960年代の後半である。40年以上も昔に書かれた科学エッセイを、今読む価値があるのか、と思うかもしれない。ところが、アシモフが一流の書き手であるということもあるが、当時の科学観を知ることができるという点において、本書は大変面白かった。
本書には、アシモフによる未来予想図が描かれている。興味深いのは、それが、ほとんど全く当たっていないことである。曰く、1980年ないし85年には、月面に恒久的な基地が建設されている。1985年には宇宙飛行士が火星に着陸し、95年には火星にも基地が出現する。2000年までには、人類は、水星や金星、小惑星セレスにまでも |
アンドリューNDR114 [DVD] 価格: 2,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 舞台は近未来。サンフランシスコ郊外に住むマーティン一家に家事専用ロボットのNDR14(ロビン・ウィリアムズ)が届けられ、アンドリューと名付けられる。しかし、人間的感情をもち備えているアンドリューは、やがて人間でありたいと強く願うようになり、自分と同じようなロボットを探す旅に出る…。 クリス・コロンバスがアイザック・アシモフの小説『バイセンテニアル・マン』を原作に製作・監督したヒューマンSF映画。S・スピルバーグ監督の『A.I.』に先駆けるかのように、200年の時の流れの中をロボットが苦悩しながらさまよい続ける。そんなアンドリューをR・ウィリアムスがいつもながらの芸達者な演技 |
ミクロの決死圏 [DVD] 価格: 2,990円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 脳内出血を起こした科学者を救うため、医学史空前の治療の試みを描く、1966年製作・『リチャード・フライシャー監督』の異色SFサスペンス。(66年度アカデミー賞美術監督賞・特殊視覚効果賞を受賞。)
【物体をミクロ化し、体内に潜りこませる研究をする科学者がアメリカに亡命。敵側のスパイに襲われ、脳内出血を起こし倒れるが・・・・・・。】
潜航艇に医者・科学者など5人を乗せミクロ大に縮小し、注射器で頚動脈(:頭部に血液を送る重要な血管)より進入、博士の脳内出血部に到達させレーザー光線で治療する試みる展開。
そして、思いがけない前進を妨げる心臓の鼓動・襲いかかる白血球 |
ミクロの決死圏 [DVD] 価格: 2,625円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 手術不可能な脳内出血患者を救うべく、人間を細菌以下にミクロ化し、人体内部から治療しようという前代未聞の極秘プロジェクトが開始され、5人の医者が体内へ送り込まれていく。しかし、彼らがミクロ化していられる時間はわずか60分しかない…。 奇抜かつ斬新なアイデアがすばらしいSF冒険映画。シュールレアリストのダリが美術を担当したことで、体内がまるで小宇宙のように思えてくるおもしろさ。白血球や抗体が主人公らに襲いかかってくるなど、アクションの見せ場も多い。 アカデミー賞美術監督賞および特撮視覚効果賞を受賞というのも大いに納得できる名作中の名作である。監督は『トラ・トラ・ト |
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) 価格: 756円 レビュー評価:4.5 レビュー数:14 SFということで、若干気後れしていたのですが、読んでみると、そんなにどっぷりしたSFではなく、ほとんど想像の範囲内で補える未来の話です。
ミステリーとして読むと、かなり王道だと思います。密室のトリックに、SFを使っていないので、すんなり受け入れることができます。謎解きのシーンは、読み応えがあり、爽快です。 |
化学の歴史 (ちくま学芸文庫) 価格: 1,470円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 文系か理系かという区別に妥当性があるかということはおくとして、学生時代に断然文系のコースを進んだ自分としては、理数系の知はある種憧れもあり、難解さもあるのが実際だったが、この著書を読むと、化学という学についてその成り立ちと筋合いを考えやすくなった。
本書はSF作家としても著名だという、生化学専攻の助教授のキャリアを持つアイザック・アシモフが書き下ろした「化学の歴史書」で、全十四章。古代のモノの利用やモノへの考え方から始まって、核反応の発見と理論化・利用まで、中学・高校の化学で取り上げられる項目を研究者がいかにして発見・観察し、実験し、理論化し、利用し、他の新しい |
ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈1〉 ハヤカワ文庫SF 価格: 777円 レビュー評価:4.5 レビュー数:13 銀河帝国という概念を作り出し、スターシップの艦隊戦や、世界(銀河中の恒星系)を渡り歩く冒険ロマンのさきがけとなった、古典的名作シリーズです。
ミステリー的要素も盛り込まれ、娯楽的で楽しく読めます。
初期に書かれた3巻までが必読であるのは間違いないでしょう。
特に5巻(ファウンデーションと地球)以降で、他のシリーズと融合してしまうのが賛否の分かれるところ。これじゃ「デウス・エクス・マキナ」も良いところだよ……おっとっと、ネタバレですね。
しかし、野暮は言いっこなしで、必読です。 |