ショート・プログラム 新装版 3 (少年サンデーコミックス) 価格: 860円 レビュー評価:4.5 レビュー数:4 あだち充の短編集『ショート・プログラム』の新装版の三巻目。
相変わらず『ショート・プログラム』、いい。
あだち充は『タッチ』や『ラフ』、『H2』など、本来は長編マンガ家と思われている。
たしかに彼は長編マンガ家であり、彼の長編作品はよいのだが、あだちの場合は長編の一話がそれぞれ完結したオチを持っていて、一つの小さな円(短編)のように上手くまとまっている。そしてそれが数珠繋ぎのようにつながっていき、最終的に大きな円(長編)を形作るといった構成になっているため、彼の長編マンガは、一話一話だけでも短編として楽しめるのである。こう |
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みゆき メモリアルDVD-BOX(TV放映完全収録版) 価格: 47,250円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 血のつながらない妹と美人の同級生、ふたりの「みゆき」の間で揺れる男ごころ。かなりベタな設定ですが、登場人物達が一貫して不純ではないところがいい。彼らが精一杯考え、精一杯思って青春時代を過ごしている姿はH2Oの「想い出がいっぱい」が最高にマッチしている。
甘酸っぱい青春というのはこういう事だ。 |
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ラフ スペシャル・エディション [DVD] 価格: 6,300円 レビュー評価:3.0 レビュー数:13 『タッチ』に続いて、あだち充の原作を長澤まさみ主演で描いた青春映画。祖父の代からライバルの家に生まれたふたりの男女が、いがみ合いながらも水泳への情熱を通して、次第に惹かれ合って行く…。 冒頭で渡辺えり子扮する寮母が「ラフ。未完成こそがあなたたちの武器。どんな見事な絵も最初はラフな下書きから始まる」と寮生たちに語るが、このフレーズはそのまま映画『ラフ』を象徴している。80年代に人気を得た原作とはいえ、「ロミオとジュリエット」さながらふたつの家がいがみ合い、それが主役である亜美の精神形成に影響を与えているという、リアリティのかけらも感じられない設定。またその亜美が幼なじみの弘樹 |
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クロスゲーム 7 (少年サンデーコミックス) 価格: 410円 レビュー評価:4.0 レビュー数:8 内部抗争ともいえる一軍組対プレハブ組の試合も終り、物語は新たな局面へ。
東だけが光のピッチングにほれ込み、居候というかたちで残ることになる。
東という当代きってのスラッガーを味方につけた光たち。彼は四番打者としても一流なのだけれども、ストーリーにおいても、
光と青葉の関係の重要な導き手となろうとしている。彼自身にはその気はないのだけれど、彼の何気ないコメントがどんどん
若葉と2人の関係性に明かりを当てていくことになるのだ。
思ったことを躊躇せず言う彼の性格からなのか、光に発する東の言葉は物事の確信をどんどんついていく。 |
クロスゲーム 5 価格: 410円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 週刊少年サンデーで連載している野球漫画。『タッチ』とかと雰囲気は似てるけど、こちらもすごくおもしろい。本当に彼はこういうのを書かせたらうまいんだよな。それに彼の描く女の子のかわいいこと。30年前から変わらない(そんな前か?) |
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