|
|
アイザック・アシモフの科学と発見の年表価格: 7,875円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 日時計、水時計、機械式時計、ゼンマイ式時計などなど
詳細に項目を分けて載っていますよ。
気になってしまったので。
はじめから順番に読んでもよし、
気になる項目を拾って読んでもよし
人類の歩んできた道が、
何が、何に対して影響を与えてきたのか
そして、それがその後どうなって、
現在に至ったのか。
研究者なら一度は目を通しても良いと思われる
良書です。 |
|
ゴールド―黄金 (ハヤカワ文庫SF)価格: 966円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 アジーモフの著書(科学書含め)を全部読もうと努力している時にこのゴールドを買ってしまった。最後の最後に読むべきだと思っていただが、あんがい入門書的な部分もあるかも。 作品の短中篇はやはりそれなりに面白いのだが、後半の「SF作家になるには」が実に楽しかった。ただ、エッセイ中に出てくる『本書に掲載されている○○○を読んで頂ければご理解頂けるだろう』という部分が寂しい。なぜかって? 本書にはそれらの作品が載っていないのだ! その理由は本書を読めば明らかですが・・・。アシモフ好きなら読むべし。というかみんな読んでるな、きっと。 |
変化の風 (創元推理文庫)価格: 795円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 アシモフの短編集で、いわゆる「ロボットもの」は一篇も含まれていないが、やはり面白い。 とつぜん空中浮遊能力を得てしまった科学者がノイローゼになりかけるが友人のアドバイスで心の平衡を取り戻す『信念』。 低重力のスペースコロニー内で、人間が羽ばたき飛行をするための鳥スーツのデザインを依頼された服飾デザイナーの話、『鳥たちのために』 おなじみの(?)巨大コンピューター「マルチヴァク」が未知の地球外生命体の接近に対処する『接近中』。 タイムマシンの出てこない奇妙な時間旅行もの、『変化の風』。 そのほか、何かの童話か説話みたいな味の「子悪魔アザゼル」ものの『歌 |
|
|
火星人の方法 (ハヤカワ文庫 SF 492)価格: 672円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 やはり、表題作品がすばらしく面白い。 火星(辺境の労働者)VS 地球(エリート)といった対立軸で はじまる。単に政治的な話ではない。来たるべき宇宙時代の新 たな職業やライフスタイル (このあたりは、漫画:プラネティスが影響をうけたのでは?) も登場し、予言的である。 宇宙で暮らす人は、宇宙に適応するがゆえに、地球人にはない力を獲得 することも示唆されている。 この時代の宇宙は、特別の場所ではなく、むしろ底辺に近い。 (3K職場) 時代をかえるのは、エリートではなく、労働階級だといういう話の ようにも見えるし、金鉱を掘り当てた開拓者の |
|
|
地球は空地でいっぱい (ハヤカワ文庫SF)価格: 756円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 星新一のショートショートは、淡々とした語り口の中に温かみや残酷さが潜んでいるが、このアシモフの短編集も同じような味わいがある。特に、冒頭の「死せる過去」は、最後に「なんと取り返しの付かないことをしてしまったのか!!!」と衝撃を受けた。その意味するところは、現代にも十分警告を与えている。そんなピリッとした刺激の欲しい向きにはお勧めの一冊。 |