アイザック・アシモフの科学と発見の年表価格: 3,990円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 日時計、水時計、機械式時計、ゼンマイ式時計などなど
詳細に項目を分けて載っていますよ。
気になってしまったので。
はじめから順番に読んでもよし、
気になる項目を拾って読んでもよし
人類の歩んできた道が、
何が、何に対して影響を与えてきたのか
そして、それがその後どうなって、
現在に至ったのか。
研究者なら一度は目を通しても良いと思われる
良書です。 |
ロボットVS.人類 (SFセレクション)価格: 1,050円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 児童文学評論家の赤木かん子氏の編集による、SF小説の中の「ロボットもの」の秀作が7編収録されています。
解説にもありますが、どの作品も「SFロボットもの」の初期の作品です。「大人でも楽しめる」というよりは「大人だからこそ」読んでおきたい作品ばかりだと思います。
読み応えもありますし、値段以上の価値があると思います。 |
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たった一兆 (ハヤカワ文庫 NF―アシモフの科学エッセイ (27))価格: 489円 レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 アシモフの科学エッセイはどれも面白い。 この巻では原子の数や組み合わせの数を「数える」事が大まかなテーマになっていて、他の巻と比べると少し地味な印象があるが、それでも面白く読める一冊だ。 ヘモグロビンは20種類のアミノ酸が539個結合した物だが、その組み合わせは4.0×10の619乗と言う莫大な数になる。このうちのただ一つだけが正しいヘモグロビンの構造なのだが、それはどのように判明したのか。アシモフはこれを単なる試行錯誤で解決しようとするとどれほど途轍もない時間がかかるかを説明した後、科学者達がこれをどのように解決したかを説明する。 それはまるで、推理小説のクライマッ |
アンドリューNDR114 (創元SF文庫)価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 原作はバイセンテニアル・マンと言う作品。
本作はこれは長編化したものです。
他のロボットとは違う「芸術」と言う才能を持ったアンドリュー。
それゆえに人間になりたい、自由になりたいと言う願望を
彼の胸の中に抱いていきます。
身近な人が死んでゆく中、一人生き続けるアンドリュー。
そして、生まれてから200周年を迎えたとき
彼に思いがけない幸運がもたらされます。
最後は感動ものです。
SFと言う分類ですが、そんなに小難しい言葉は出てこないので、
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アシモフの科学エッセイ〈10〉存在しなかった惑星 (ハヤカワ文庫NF)価格: 714円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 惑星の軌道は恒星や他の惑星等の引力に左右されるのでその軌道をわずかに変える(摂動)。十九世紀では水星の摂動はあらゆる要素を計算した上で水星の内側に惑星がなければ説明がつかなかった。果たして水星軌道の内側には惑星は存在するのか?表題のエッセイ「存在しなかった惑星」の他に中世の魔女やUFOについての考察と今回も博士ならではの博識で、ありとあらゆる謎を解明してくれる痛快無比な科学エッセイ集第10弾! |
ミクロの決死圏 (ハヤカワ文庫 SF 23)価格: 672円 レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 政府要人の緊急手術。その病巣は脳であり、通常の手術では不可能だった。そのため軍事機密である物質縮小装置を使い、医療チームを潜水艦ごと縮小して患者の体の中に直接入れて手術を行うことになった。 あまりにも有名なSF映画のノベライゼーション。この小説は、映画の台本をもとにSF界の巨匠アイザック・アシモフが書き下ろしたものである。さすがアシモフ氏の手によるものだけに緻密な展開は、SFでありながらサスペンス小説にも引けを取らない。また高橋泰邦氏の翻訳もよく、映画を見た後でも十分に楽しめる。しかし、当のアシモフ氏は、この作品は気に入らなかったようである。近年「ミクロの決死圏2」を発表した。本書と |
サリーはわが恋人 (ハヤカワ文庫SF)価格: 632円 レビュー評価:4.5 レビュー数:8 なんだか、長篇板「夜来たる」と短編集「夜来たる」のレビューが混ざってしまっている気がするのであるが、大丈夫だろうか。
シルヴァーバーグが長篇化した「夜来たる」ではなく、そのオリジナルたるアシモフ自身による短編集「夜来たる」の本だと思い、解説する。
アシモフの短編集「夜来たる」は凄い傑作集である。そもそも、この短編集は、アシモフの初期短編の中から、アンソロジーに収録されて個人短編集に収録されなかった可哀想な短編を集めたものであり、さながら、ちょっとしたアシモフの初期短編のベスト短編集のおもむきをなしているのだ。アンソロジーに収録された出来の良い短編の集成なのである。
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宇宙の測り方―アシモフのSI単位系ガイド〈上〉価格: 2,447円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 アシモフ氏の科学エッセイは、話題の切り口が斬新で、表現も平易で、読んでいてとても楽しいものばかりです。この本もそうです。長さ・重さ・速さ・圧力・温度その他の世界について、最小の限界から最大の限界まで、身近な実例に沿って楽しく旅をすることができます。
ただ残念なことに、単位がテーマの話なのに、数字の桁間違いのミスがかなり多い。原著者のミスか、翻訳家のミスかは分かりませんが。しかも、日本人が描いた本文中のイラストにも間違いがありました(下巻で、地球の公転軌道の直径と地球の直径を混同していました)。本書の主旨からすると致命的なミスなので、注意して読んで下さい。
内容的に古い |